知られざる物語 京都1200年の旅

知られざる物語 京都1200年の旅

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2013年4月2日・4月16日放送 
「市川猿之助が歩く 京の春スペシャル 前編
祇園に残る いにしえの雅(みやび)」

番組内紹介リスト







新しい命が芽吹き、自然が躍動し始める、春。 街歩きが心地よく、京都を訪れる人も多くなるこの季節…「市川猿之助が歩く 京の春スペシャル」と題し、 2回にわたり市川猿之助自ら、魅力あふれる京都の街をご案内します。

その1回目のテーマは、華やかな風情溢れる街、「祇園(ぎおん)」。 祇園と言えば、八坂の塔がそびえ、その足もとには風情ある街並みと、歴史ある老舗が軒を連ねる・・・ 京都と言えば、誰もがまず思い浮かべる風景。 そんな街の中心地に建つのは、京都のシンボルともいえる八坂神社。 その歴史は平安時代にまで遡り、「祇園」という地名にも深く関わるといいます。 八坂神社と並んで歴史ある場所が平安時代の高僧「最澄」ゆかりの寺院 「青蓮院門跡(しょうれんいんもんぜき)」。 この寺で大切にまつられている国宝「青不動」に秘められた物語とは。 同じく最澄ゆかりの「長楽寺」もまた平安時代からの歴史ある寺。 あの平清盛の娘、建礼門院とも深い繋がりがあるのです。 建礼門院にまつわる数々の貴重な品を見せていいただきます。

また祇園は花街としても発展し、優雅で華やかな一面もある場所。 その始まりとも言われるのが、八坂神社の境内にある老舗料亭、「二軒茶屋 中村楼」。 この地は、現在も「南座」があることで分かるように、かつて多くの芝居小屋があった芸能の街。 そんなこの地に似つかわしい歴史ある老舗「かづら清老舗(せいろうほ)」は手作りのかんざしや櫛(くし)の専門店。 祇園の芸能の中心「南座」と「かづら清」の意外なつながりを市川猿之助が語ります。 「いづう」もまた忘れてはならない祇園の老舗。京都を代表する食文化「鯖(さば)寿司」の伝統を守り続けます。

京都ならではの華やかさと粋でみやびな雰囲気が漂い、積み重ねられた時を感じられる場所…祇園の街へ市川猿之助がお連れします。


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