知られざる物語 京都1200年の旅

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市川猿之助

屋号 澤瀉屋(おもだかや)
四代目 市川段四郎の長男。

伯父には二代目 市川猿翁。
祖母には女優・高杉早苗。
慶応義塾大学文学部卒業。

1980年7月歌舞伎座『義経千本桜』の安徳帝で初お目見得。
1983年7月歌舞伎座『御目見得太功記』で二代目市川亀治郎を名のり初舞台。
2012年6月新橋演舞場公演にて四代目 市川猿之助を襲名。

立役、女方。時代物の『加賀見山旧錦絵』のお初、世話物の『白浪五人男』の弁天小僧菊之助、さらには和事の『封印切』の忠兵衛と梅川など、東西、男女を問わず、さまざまな大役に積極的に挑戦し、新鮮な魅力を見せている。

覇気に富む進取の気性と創造への情熱、研究熱心さ、研ぎ澄まされた知性と芸への意欲は、伯父・猿之助ゆずり。役柄の広さは若手の中で随一。2002年には自身の勉強会「亀治郎の会」も立ち上げる。2006年ロンドン、アムステルダム公演で海老蔵と踊った『色彩間苅豆』で、英国ローレンス・オリビエ賞最優秀ダンス賞にノミネートされた。

2007年テレビ初出演のNHK大河ドラマ『風林火山』で武田信玄を見事に演じて以来、映像出演も増えている。いま最も注目されている若手花形のひとりである。

受賞歴:
2002年松尾芸能賞新人賞。
2006年第23回浅草芸能大賞奨励賞、第6回朝日舞台芸術賞寺山修司賞。
2009年芸術選奨文部科学大臣新人賞。