知られざる物語 京都1200年の旅

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旅人

尾上松也(おのえ まつや)

1985年1月30日東京生まれ
定紋 抱き若松
六代目尾上松助の長男

1990年5月、「伽羅先代萩」の鶴千代役にて二代目尾上松也の名で初舞台、以後子役として活躍。

現在は、「連獅子」、「平家女護島」丹波少将成経、「義経千本桜」源九郎判官義経、「熊谷陣屋」藤の方、「仮名手本忠臣蔵」顔世御前、「寿曽我対面」曽我五郎を演じる等、立役女形両方を勉強中。2009年からは自主公演「挑む」を年1回のペースで主催。

坂東 巳之助(ばんどう みのすけ)

1989年9月16日東京生まれ
屋号 大和屋
定紋 三ツ大
十代目 坂東三津五郎の長男

1991年9月、『傀儡師(かいらし)』の唐子 で初お目見得。
1995年11月、『寿靱猿(ことぶきうつぼざる)』子猿で二代目坂東巳之助を襲名し初舞台。

現在は、『白浪五人男』赤星十三郎、『紅葉狩』山神、『船弁慶』片岡八郎、『コクーン歌舞伎 天日坊』北条時貞など、歌舞伎の舞台での活躍のほか、映画やテレビへも出演。2010年には映画『桜田門外ノ変』で有村次左衛郎役を、2013年11月公開『清須会議』では織田信孝役を演じる。

中村壱太郎(なかむら かずたろう)

1990年8月3日東京生まれ

屋号 成駒屋
定紋 寒雀の中に壱
五代目中村翫雀の長男

1991年11月、『廓文章』(くるわぶんしょう)に藤屋手代で初お目見得。
1995年1月、『嫗山姥』(こもちやまんば)の 一子公時で初代中村壱太郎を名のり初舞台。

若手女方のひとりとして、史上最年少の16歳で大曲『鏡獅子』、19歳で『曽根崎心中』お初を演じるなど進境著しい活躍を見せている。芸術祭新人賞受賞。NHK FM「壱太郎の邦楽ジョッキー」は好評放送中。 2014年4月の「第三十回記念 四国こんぴら歌舞伎大芝居」では、菅原伝授手習鑑『加茂堤』八重、『寺子屋』戸浪、『女殺油地獄』お吉を演じる。

中村隼人(なかむら はやと)

1993年11月30日東京生まれ

屋号 萬屋
定紋 桐蝶
二代目中村錦之助の長男

2002年2月、「菅原伝授手習鑑 寺子屋」松王丸一子小太郎で、初代中村隼人を名のり初舞台。2010年6月に「重戀雪関扉」(つもるこいゆきのせきのと)で、坂東玉三郎さん指導のもと、良峯少将宗貞を演じ注目を集める。

現在は、「隅田川花御所染」吉田松若丸、「石橋」獅子の精、 「傾城反魂香」土佐修理之助を演じる。またテレビドラマ「陽炎の辻3」「龍馬伝」「八重の桜」にも出演。

尾上右近(おのえ うこん)

1992年5月28日東京生まれ

屋号 音羽屋

定紋 重ね扇に抱き柏
曾祖父は六代目尾上菊五郎
七代目清元延寿太夫の次男

2002年4月、本名の岡村研祐で、「舞鶴雪月花」(ぶかくせつげっか)の 松虫を勤め初舞台。以降、名子役として活躍。2005年「人情噺文七元結」の長兵衛娘お久ほかで、二代目尾上右近を襲名。

現在は、「連獅子」仔獅子の精、「供奴」、「高野聖」次郎、「野崎村」お染めなど、次代を担う歌舞伎俳優として修業を重ねている。