知られざる物語 京都1200年の旅

知られざる物語 京都1200年の旅

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2012年9月25日・10月9日放送 
「歴史を彩る京の和菓子」

番組内紹介リスト







京都には人々の目と舌を楽しませる様々な和菓子があります。

吉田神社にあるのは菓子の神を祀った「菓祖(かそ)神社」。古い菓子の形を今に伝える「亀屋清永(かめやきよなが)」の銘菓「清浄歓喜団(せいじょうかんきだん)」。500年の長きに渡り続く御粽司(おんちまきし)「川端道喜(かわばたどうき)」では、かつて毎朝、御所に納めていた「お朝物」を再現。「御霊(ごりょう)神社」の神社の参道に店を構える「水田玉雲堂(みずたぎょくうんどう)」の銘菓「唐板(からいた)」。この菓子は「御霊神社」の神饌(しんせん)に使われています。

「今宮神社」の参道にある「一和(いちわ)」は、なんと創業1000年を越えるという茶店。名物「あぶり餅」に込められていたのは子を思う母の願い。金戒光明寺には八ツ橋誕生にまつわる物語が残されていました。「出町ふたば」の豆餅は、鴨川を眺めながら頂きます。

そして、茶と共に美しく発展した京菓子の歴史をひも解く「京菓子資料館」。小さな茶会を催し、秋の京菓子を頂きます。さらに「甘春堂(かんしゅんどう)」では、江戸時代より続く菓子職人の技にふれ、実際に京菓子を作る体験も。長きに渡り京都で愛されてきた和菓子と、独自の発展を遂げた京菓子。

美しさとおいしさの謎、そして知られざる物語をお楽しみ下さい。

日本独特の美しさと美味しさを併せ持つ和菓子。京都には人々の目と舌を楽しませる様々な和菓子があります。

1000年以上の歴史を誇る吉田神社。その境内に佇むのは菓子の神を祀った「菓祖(かそ)神社」。そこには日本の菓子の始まりにまつわる伝説がありました。遣唐使によって唐の国から日本に渡ってきたという菓子。その古い形態を今に伝えるのが、京都屈指の老舗「亀屋清永(かめやきよなが)」が守り続ける銘菓「清浄歓喜団(せいじょうかんきだん)」。その昔、菓子は神仏にお供えするものだったのです。

京都にはまた、宮中にまつわる菓子も。室町時代に創業、500年の長きに渡り続く伝統と風格の御粽司(おんちまきし)「川端道喜(かわばたどうき)」。創業時と変わらぬ製法で生み出される粽。そして今回は特別に、川端道喜が毎朝、御所に納めていた「お朝物」を再現。平安時代、疫病を鎮めるために建てられたという「御霊(ごりょう)神社」。この神社の参道に店を構えるのが「水田玉雲堂(みずたぎょくうんどう)」。この菓子は「御霊神社」の神饌(しんせん)に使われています。ここで長きに渡り製造、販売されているのが銘菓「唐板(からいた)」。

京都三奇祭の一つとして知られる「今宮神社」のやすらい祭り。その参道にある「一和(いちわ)」は、なんと創業1000年を越えるという茶店。名物「あぶり餅」には子を思う母の願いが込められていました。京都と言えば誰もが知る銘菓「八ツ橋」。金戒光明寺には八ツ橋にまつわる物語が残されていました。鴨川と高野川が出会う場所、出町柳にある「出町ふたば」。毎日のように長い行列が出来る人気を誇ります。

そして、茶と共に、季節や歳時を重んじて美しく発展した京菓子。その歴史をひもとくのが京都の名店「俵屋吉富(たわらやよしとみ)」が営む「京菓子資料館」。小さな茶会を催し、秋の京菓子を頂きます。さらに菓子舗「甘春堂(かんしゅんどう)」では、江戸時代より続く菓子職人の技にふれ、実際に京菓子を作る体験も。

長きに渡り京都で愛されてきた和菓子と、独自の発展を遂げた京菓子。美しさとおいしさの謎、そして知られざる物語をお楽しみ下さい。


番組内紹介リスト