知られざる物語 京都1200年の旅

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2012年2月21日・28日放送 「龍馬とお龍が愛した京都」

番組内紹介リスト







京都・伏見。
ここは幕末の時代、近代日本の幕開けの舞台となった場所。この地を走り回り、新しい日本を創ろうとしていた一人の男。それが、坂本龍馬です。
龍馬にとって京都は第二の故郷。この地で愛する女性と出会い、そして亡くなりました。いったい龍馬は京都の地でどのように動いていたのか・・・
今も人々の心を捉えて離さない龍馬の志を京都の地で辿ります。

伏見ははるか昔、その起原は弥生時代とも言われる日本酒作りで栄えた町。そして、水運が発達し、幕末の時代には京都の玄関口のひとつでした。そのためでしょうか。全国の藩の屋敷が置かれています。龍馬や西郷隆盛などがかっ歩していた町なのです。現在も薩摩、長州、土佐藩の屋敷跡の石碑が残されています。
そして龍馬はこの地で一人の女性と恋に落ちました。それが「お龍」です。2人が出会った場所の石碑も残されています。
そして、2人が愛を確かめた場所も。それが、武信稲荷神社。古い歴史をもつこの神社で龍馬とお龍は、2人だけにしかわからないあるものを記したと言われています。果たしてそれはいったい何だったのか・・・

そして龍馬とお龍の人柄を知るために、京都国立博物館へ。
筆まめだったと伝えられる龍馬の数多くの手紙や着物、刀などが残されています。そしてここにはお龍がどんな女性だったのかを知る手だてもありました。
さらに、後に日本初の新婚旅行とも言われるようになった二人の旅を記した手紙も。そこには、意外な龍馬の性格の一端がうかがえる内容が書かれていました。

さらに、お龍が機転を利かせて難を逃れた寺田屋襲撃事件を、実際に龍馬が命からがら逃走したであろうルートを古地図をもとに巡ります。
さらに龍馬をめぐる最大のミステリー、龍馬暗殺者は誰かを諸説ある中、真相を探っていきます。

今回は幕末の英雄、坂本龍馬とお龍の物語。
京都で育まれた2人のロマンス、そして龍馬の思いなど貴重な資料や文化財から紹介します。


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