留さんのニッポン焼き物紀行
放送内容
「栃木・小砂焼」
今回の「留さんのニッポン焼き物紀行」ではナビゲーターの福留功男さんが180年の
歴史をもつ栃木県・小砂焼の魅力に迫ります。
まず、小砂焼がどのようなものなのか、歴史の話を伺いに馬頭郷土資料館を訪ねます。
大正時代に小砂焼は堅くて丈夫な特徴を生かしてレンガの制作で栄えたことを知ります。
そして今回お邪魔させていただくのは小砂焼の名工、藤田製陶所6代目藤田眞一さん。
藤田製陶所は小砂焼の衰退時期など何度か訪れた苦しい時期を乗り越えた唯一の窯元で
160年の歴史を持ちます。
藤田さんの代表作品は小砂焼伝統の金結晶の器。
その伝統の作品を作り続けるために、小砂焼の土を自ら堀り、粘土を作っていました。
福留さんも小砂焼の作陶に挑戦します。
小砂焼が生まれた那珂川の街では、福留さんが名物の鮎の塩焼きといのしし丼に舌鼓。
さらに明治時代から続く老舗の酒造で、日本酒と焼酎をいただきます。
最後に藤田さんの器に名物のそばを盛っていただき、器と料理のコラボレーションを堪能します。