留さんのニッポン焼き物紀行
放送内容
「山口・萩焼」
今回の「留さんのニッポン焼き物紀行」ではナビゲーターの福留功男さんが山口県・萩焼の魅力に迫ります。
400年の伝統ある焼き物で「一楽・二萩・三唐津」と言われ茶人に愛されててきた萩焼。
まずは、萩焼がどのようなものなのか、歴史の話を伺いに山口県立萩美術館・浦上記念館を訪ねます。
そこで福留さんが目にしたのは萩焼の特徴である「ひび」。
お茶を入れると、時間とともに器へしみ出して表情を変えることが、茶人たちに愛されてきた理由の一つだったことを知ります。
今回お邪魔させていただくのは萩焼の名工、岡田窯8代目岡田裕(おかだ ゆう)さん。
山口県指定無形文化財萩焼保持者に認定された岡田さんの作品は伝統的な萩焼を守りつつ、独自の世界観を作り出しています。
淡い色の萩焼に炎彩(えんさい)という技法を用いることで、躍動感ある萩焼を作りだし、代表作となっています。
福留さんも萩の土で作陶に挑戦!足でろくろを回す蹴ろくろに挑戦しますが、悪戦苦闘。
ほかにも、長州藩のあった萩市で高杉晋作、木戸孝允、伊藤博文のゆかりの地を巡り、名物の和菓子やかまぼこをいただきます。
最後に岡田さんの器に盛られた料理を、萩市の有名割烹店で堪能します。