留さんのニッポン焼き物紀行

「群馬・自性寺焼」

今回の「留さんのニッポン焼き物紀行」ではナビゲーターの福留功男さんが群馬県・安中市で自性寺焼の魅力に迫ります。自性寺焼とはどのようなものかを教えて頂こうと伺ったのは里秋窯（りしゅうがま）を構える青木昇さん。早速穴窯から煙が立ち上っています。丁度窯に火を入れているようです。

自性寺焼は今までに紹介した焼き物と違い一度途絶えた焼き物、陶土まで自分で作っている青木さんはどのようにして自性寺焼を再興させたのでしょうか。 自性寺焼の伝統を単に復活させるだけでなく、地元の土の特性を考え、新たな自性寺焼を探り研究する青木さんの情熱に福留さんも感心しきり。

もちろん今回も福留さん、作陶に挑戦。迫力ある窯焚きも体験させて頂きます。今回はどのような作品が出来上がるのでしょうか。

さらに、街歩きでは磯部温泉を訪れます。妙義山を望む碓氷川の清流沿いの温泉地として中山道を往来する旅人や湯治客でにぎわい、都会の喧騒を避けて訪れた文人客も多かったこの土地の歴史を歩きます。 ほかにも、峠のかまめしや、青木さんが手がけるの自性寺焼きに盛られた料理などを味わいます。