留さんのニッポン焼き物紀行

「徳島・大谷焼」

今回の「留さんのニッポン焼き物紀行」ではナビゲーターの福留功男さんが徳島県・鳴門市で大谷焼の魅力に迫ります。

大谷焼の事は大谷焼の名工に教えて頂こうと伺ったのは矢野款一さんの工房。大谷焼の特徴は何と言っても大物の作品。高さ１ｍ以上の作品が並び、これまで色々な焼き物を見てきた福留さんも驚きます。工房の隣にそびえる大谷で一番大きく、日本一大きいと言われる登り窯を見せて頂き、そのスケールの大きさを再確認します。

大きいものは、一人では制作できない大谷焼。２人がかりで作る寝ろくろを見せていただきます。大きなものだけでなく繊細な練り込みや燻焼などの面白い作品も焼き物も多く制作している矢野さんに教わりながら福留さんも作陶に挑戦。一風変わった絵付けの方法に注目です。

その後、街歩きでは大きな煙突が目印の２００年近くの歴史ある「福寿醤油」で醤油造りを見学させてもらい、醤油のテイスティングを楽しみます。「松浦酒造」ではお酒をテイスティングして舌鼓。

その他、くるまえびの水揚げを体験し、徳島ラーメンの有名店「いのたに」にお邪魔します。最後に訪れたのは鳴門市の名店「すし勝」。今回は特別に矢野款一さんの器に盛って頂きます。繊細で美しい料理と器の共演に福留さんも時間を忘れ楽しみます。