留さんのニッポン焼き物紀行
放送内容
「滋賀・信楽焼(しがらきやき)」
今回の「留さんのニッポン焼き物紀行」ではナビゲーターの福留功男さんが滋賀県・甲賀市で信楽焼(しがらきやき)の魅力に迫ります。
まず始めに訪れたのは信楽駅。駅前にある大きな狸の公衆電話、ホームに並ぶ「たぬき」。信楽焼きの象徴とも言えるたぬきが福留さんを出迎えます。そして歴史を学ぶべく向かったのは「甲賀市信楽伝統産業会館」。ここで詳しく信楽焼きの歴史・特徴・お茶との関係性を勉強します。
その後、現代の名工、奥田英山さんを訪ねます。奥田さんは信楽で陶芸を続けるかたわらら、裏千家の師範としての顔も持つ陶芸家。茶人としての視点から作る作品には随所に茶事への思いが感じられます。福留さん、そんな作品の数々を見て興奮を隠せません。福留さんは、今までには経験したことのない信楽焼の作陶にも挑戦し、悪戦苦闘。又、思いもよらないところにある茶室でお茶を頂きます。
その後街を歩いて近江牛を堪能し、日本五大銘茶の一つ朝宮茶を味わいます。最後に訪れるのは奥田英山さんの器を使った料理屋「陶の辺料理 魚仙」。一流の料理と奥田さんの信楽焼はどのような調和を見せるのでしょうか。