留さんのニッポン焼き物紀行

「栃木・益子焼」

今回の「留さんのニッポン焼き物紀行」ではナビゲーターの福留功男さんが栃木県・益子町で益子焼の魅力に迫ります。

最初に訪れたのは益子の焼き物の陶祖と言われている大塚啓三郎の碑が祀られている西明寺。ここから益子の街を巡っていきます。益子焼の歴史を探るべく向かったのは益子焼の歴史が一目でわかる「益子陶芸美術館」。ここで益子焼の歴史を学びます。

そして戦後初の人間国宝、濱田庄司さんの孫・濱田友緒さんの元へと向かいます。まずはじめに「濱田庄司記念参考館」を案内してもらいます。館内では庄司さんの作品や昔の工房等見事に保存されていて福留さんも感嘆しきり。その後、友緒さんの父・晋作さんも加わり工房で作品・作陶を見せて頂きます。電動のろくろではなく、昔ながらの蹴りろくろを使い自ら回す珍しいろくろに福留さんも挑戦します。

その後、益子の街を散策。濱田庄司さんとゆかりの深い民芸店・益子のご当地グルメ、ビルマ汁・歴史あるまんじゅう屋等、地元の方々ともふれあいます。最後に訪れるのは濱田友緒さんの器を使っている「京遊膳　かが田」。一流の京料理と濱田さんの益子焼はどのような調和を見せるのでしょうか。