留さんのニッポン焼き物紀行
放送内容
「愛知・瀬戸焼」
今回の「留さんのニッポン焼き物紀行」ではナビゲーターの福留功男さんが愛知県・瀬戸市を舞台に1000年以上の歴史を持つと言われる瀬戸焼の魅力に迫ります。
まず訪れたのは瀬戸の焼き物の祖・加藤四郎左衛門景正(かとうしろうざえもんかげまさ)が祀られている深川神社の境内にある陶彦社(すえひこしゃ)。そして瀬戸焼の歴史を探るべく向かったのは瀬戸の昔の電車や駅舎を復元したものや窯業関連道具等が数多く展示されている「瀬戸蔵ミュージアム」。ここで瀬戸焼の歴史を学びます。そして加藤四郎左衛門景正の子孫でもある第31代加藤唐三郎(かとうとうざぶろう)さんの元へと向かいます。
瀬戸の無形文化財にも認定されている唐三郎さんの特徴ある黄瀬戸焼(きぜとやき)や繊細な模様に福留さん感嘆。唐三郎さんの娘さんの作品には、女性らしさと若い感性が光り、父唐三郎さんとは一味違った魅力がありました。
ここで福留さん、瀬戸焼の作陶にも挑戦します。作陶にも慣れてきた福留さん、上手く器を作ることが出来るのでしょうか。そして唐三郎さんの器を使用している日本料理屋「しばた」に向かいます。お料理が盛られることで違った魅力が引き出されています。
その他、「四季乃舎」(しきのや)で瀬戸の郷土料理や瀬戸焼きそばに福留さん舌鼓。珍しい自然薯(じねんじょ)焼酎を置く「鯛利商店」(たいりしょうてん)や招き猫に絵付けをする「カズタミアート」、昭和五年創業の「丸一国府商店」と瀬戸の街を散策します。