留さんのニッポン焼き物紀行

留さんのニッポン焼き物紀行

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放送内容

「佐賀・有田焼」

今回の「留さんのニッポン焼き物紀行」ではナビゲーターの福留功男さんが佐賀県・有田町を舞台に400年の歴史を持つ有田焼の魅力に迫ります。

初めに訪れたのは17世紀初めに朝鮮人陶工・李参平によって発見され、国指定史跡になっている日本最初の磁器原料採掘場「泉山磁石場」。切り出された山に歴史を感じます。

そして有田焼の歴史を探るべく向かったのは九州各地の陶磁器文化や歴史を紹介する「佐賀県立九州陶磁文化館」。ここで詳しく歴史を学び、有田焼に興味が沸いてきた福留さんは有田焼の窯元の一人、有田焼随一のろくろの名人と言われる奥川俊右衛門さんを訪ねます。奥川さんの磁器にしか出せない美麗な艶を持つ作品・作陶にただただ感服します。さらに父の背を追う長女の作品も紹介します。ここで福留さん、磁器の作陶に初挑戦し、難しさを肌で感じます。さらに、次女が父の器に料理を盛り付け、福留さんがいただきます。親子のコラボレーションは必見です。

その他、登り窯に使った耐火レンガの廃材や窯道具を塗り固めた塀のトンバイ塀を歩き、陶器の神社「陶山神社」・有田焼の名窯「香蘭社」・「深川製磁」等を巡ります。

さらに、郷土料理のごどうふに竜門峡の水を使った絶景で食べる川魚料理に舌鼓を打ちます。