建物遺産～重要文化財を訪ねて～

龍谷大学

龍谷大学は、寛永１６年(1639)創設、西本願寺学寮に起源をもつ。明治９年(1876)に講堂として建築されたのが「本館」、明治１２年竣工。構造は木造石張り、２階建。木製の建材に石材を張り付けたつくりで、典型的な擬洋風建築。本館の左右にある校舎は木造２階建、英国製の鉄製門扉を配した正門は、本館と同じ竣工だが、重要文化財へは平成１０年(1998)に指定された。全設計は日本人。規模が大きく施行も厳重。（公開：事前申請が必要）