職人の麺工房
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【2013年5月1日・8日】あさりとレタスの日清ラ王味噌

 


料理人:田村 隆(たむら たかし)

三代目 田村隆
昭和32(1957)年11月30日、「つきぢ田村」の長男として誕生。
昭和55年、玉川大学文学部英米文学科を卒業後、大阪の名門料亭「高麗橋吉兆」に入門。
3年間の修業の後、つきぢ田村へ。
調理場の最前線で腕をふるう一方、NHKのテレビ番組や料理学校の講師、また料理本等の出版など、一般に向けた食の伝承にも力を注ぐ。
平成22年「現代の名工」厚生労働大臣賞受賞。
趣味は中学1年生から続く、鉄道模型。

「つきぢ田村」(日本料理)

築地界隈の大手財界人たちの、「この辺で美味しいものが食べたい」という一言から、当時築地の有名料亭で料理長をしていた田村平治さんに白羽の矢が立ち、昭和21年11月「つきぢ田村」が誕生。それから、当代の田村隆さんまで三代を数えます。つきぢ田村の料理の心は創業者「田村平治の心」でもあります。初代・平治氏の料理人人生は、数え年十四で京都に出て、瓢樹のご主人・西村卯三郎さんと出合ったことから始まります。 師匠から料理の技術ばかりでなく、料理の心を学び、七年間の修行で得た教えが「五味調和」に凝縮されました。五味とは、甘い・酸っぱい・苦い・塩辛い・香辛料の辛みの五つの味で、「料理は五つの味がうまく調和していなければいけない。それでこそ、食べるお客様はうまいと感じるものだ」。平治氏は終生、師匠のこの言葉と共に歩み、現在も、つきぢ田村の玄関正面に"五味調和"の文字がかかげられています。


レシピ

【材料(1人前)】

日清ラ王 味噌 … 1袋 粒こしょう … 適量
水 … 650cc ねぎ … 適量
あさり … 5個 菜の花 … 適量
レタス … 2枚  

【作り方】

(1) あさりを650ccの水から茹で、開いてきたら火を止め蓋をして2分待つ
(2) あさりを取り出し その出汁で麺を3分半茹でる
(3) 食べやすい大きさに切ったレタスを加えさらに30秒茹でる
(4) 液体スープを入れた器に茹で汁を加え 麺とレタスを盛り付ける
(5) あさり、茹でた菜の花、細切りにしたねぎをのせ、粗く砕いたこしょうをふりかける

あさりとレタスの組み合わせが新鮮でした。
あさりのぷりぷり感とレタスのシャキ シャキ感と麺の食感の組み合わせがとても美味しく、見た目も鮮やかでした♪