職人の麺工房
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【2012年10月3日】どん兵衛の木の葉丼風

 


料理人:中嶋 貞治(なかじま さだはる)

祖父が北大路魯山人が主宰していた「星岡茶寮」の料理長で、父が「新宿割烹 中嶋」(1962年に開業)の初代店主である。1980年に父の跡を継いで2代目店主となる。
NHKの生活ほっとモーニングではイタリア料理代表の落合務と中華料理代表の孫成順と「夢の3シェフ競宴」に出演している。
料理とスタッフに対して常に真摯に向き合い、強い愛情を注ぐ店主。季節の素材に向き合い、最大限に味を引き出すことを心がける。時には調理場で怒鳴り声が響くこともあるが、「人を育てたい」という想いがあるからこそ。また、調理師学校で講師を務めるなど、後進指導を幅広く行っている。

「新宿割烹 中嶋」(和食)

天然のいわしのみを使用したランチ定食は、開店と同時に行列ができるほどの人気を誇る。柳川鍋や塩焼などの5種類から選べ、価格も800~900円とミシュランのお店にもかかわらずリーズナブルな価格設定なのも人気の秘密。中でも、いわしの脂ののりを見て酢に通し、ツマも季節ごとに変えるという「刺身定食」が好評。とうぜん昼定食といえども、一切の妥協はない。

レシピ

【材料(1人前)】

日清のどん兵衛 … 1袋 卵 … 1個
油揚げ … 12g 濃口しょうゆ … 大さじ1
かまぼこ … 25g 砂糖 … 小さじ2
青ねぎ … 8g お湯 … 500cc

【作り方】

(1) かまぼこ、油揚げを一口大、青ねぎを斜め切りにする
(2) お湯500ccに粉末スープを溶かし、そのうちの50ccを小さな鍋に移す
(3) 濃口しょうゆ大さじ1、砂糖小さじ2を加える
(4) かまぼこ、油揚げ、青ねぎを加え、煮る
(5) 450ccのスープで麺を5分ゆでる
(6) かまぼこ、油揚げ、青ねぎに火が通ったら、卵を流し入れる
(7) ゆであがった麺を器に入れ、具を上にのせて出来上がり

関西風のだしがいい味を出していて美味しい。しかも卵が食べている間に半熟から完熟に変わり食感でも楽しめます。
麺にダシと卵が絶妙に絡みあって最高。