職人の麺工房
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【2012年9月19日】日清焼そばのすだちみぞれかけ

 


料理人:鉦本周仁(かねもと しゅうと)

1980年、埼玉県生まれ。
1983年、徳島県生まれ。私立駒場学園食物科卒業。高校を卒業後、和食の名店「金田中(かねたなか)本店」入社。
そこで日本料理の基礎と奥深さを学び、さらにそのルーツを辿るため、2年半で退職したのち、食の本場、京都の料亭で日本料理の肝である出汁の文化を学ぶ。
その後、大使館や日本料理「あきの」で腕を振るい、味と技を習得したのち、東京へ戻り、料理人を志した頃からの夢であったオーナーシェフとなる。
今は予約なしではなかなか入れない店へと成長した。

「御料理 礼讃」(日本料理)

2010年代々木八幡にオープン。コンセプトはお客様の記憶に残る『残味』。
料理は消えてしまう芸術であり面白く、ゆえに丹精を込め丁寧に仕上げていかなければならないと鉦本シェフは言う。
そのため素材には特にこだわり、毎日必ず築地へと足を運び、自分の目で旬の食材を吟味している。正統派の日本料理を提供している。

レシピ

【材料(1人前)】

日清焼そば … 1袋 大葉 … 3枚
水 … 150cc すだち … 1個
大根 … 200g 炒りごま … 少々 
のり … 1枚  

【作り方】

(1) 大葉を千切りにする
(2) 大根200gをおろし、ザルに取る
(3) フライパンに水150ccを入れる
(4) 麺を入れ、水分がなくなったら、大根おろしの汁を加える
(5) 粉末ソースを加え、全体に馴染ませる
(6) 青のりを振り、大根おろしをのせ、大葉をちらす
(7) すだち1個をしぼり、のりをかけ、炒りごまを振って出来上がり

まず、大根おろしと焼そばの量がほぼ同じだという点に驚きました。
大根おろしの苦みがソースに合っていて、さらにすだちのピリッとした感じによって味が引き締まっていました。
なかなか気づかない組み合わせでした。