職人の麺工房
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【2011年4月6日】チキンラーメンのとろとろ卵焼きのせ

 

料理人:茂出木浩司

高校卒業後に、渡米。語学を学んで帰国したのちに料理の世界へと入る。都内のいくつかの洋食店を巡って修業後、実家の「たいめいけん」に入店、さらに料理人としての経験を積む。1994年、祖父・父に続き27歳で「たいめいけん」三代目シェフに就任。2001年には、日本橋三越の地下に惣菜販売「デリカテッセン・ヒロ」を開店。本格的な洋食の味を広めるべく全国展開を図り、時代にあった新しい「たいめいけん」の味を追求し続ける一方、初代から継承する伝統の調理法も守り続ける。

「たいめいけん」(老舗洋食屋)

レシピ

【材料(2人前)】

チキンラーメン … 1袋
たまねぎ … 1/4個
にんじん … 15g
ピーマン … 1/2個
白ワイン … 大さじ2
水溶き片栗粉 … 適量
卵 … 3個
塩 … 少々
こしょう … 少々
バター … 15g×2

【作り方】

(1) フライパンにバターをひき、薄切りにしたたまねぎ、せん切りにしたにんじん、ピーマンを炒め、白ワインでフランベする
(2) チキンラーメンを400CCのお湯で1分間ゆで、その中から大さじ2杯分のスープを取り出す
(3) (1)と(2)を合わせ、水溶き片栗粉を加えてとろみをつける
(4) 卵3個に塩、こしょうで下味をつけてかるくかき混ぜ、(2)で取り出したスープを加える
(5) バターをひいたフライパンで(4)の卵を強火で焼く
   (※フライパンを前後にゆり動かしながら勢いよく箸でかき混ぜ、卵の下のほうが薄く固まったら、包むように巻き上げていく)
(6) 皿に(3)を盛り付け、上に(5)の卵焼きをのせて、卵焼きの中央を薄く一文字に切り、とろとろの部分をひろげて完成

卵のまろやかさがチキンの味と絡んで絶妙。ピーマンのほろ苦さ、たまねぎ、
にんじんの甘さがほどよくて最後まで飽きない一品でした。