熱中世代 大人のランキング

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2016年5月29日

熱中ゲスト

フランス料理シェフ 三國清三

30歳でレストラン、オテル・ドゥ・ミクニをオープン。和の技法や食材を大胆に使った料理は料理界に新風を巻き起こしてきた。
2015年にはフランス料理の魅力を世界中に広めた功績により、日本人料理人として初めてフランスの最高勲章も受章。輝かしい功績の影には貧しかった少年時代の経験と、どんな時にも失わなかったハングリー精神があった。
フランス料理界を牽引する三國さんの原点と魂の料理人人生に迫る。

食通を唸らす三國さんのフランス料理

東京・四谷の住宅街にある三國さんのレストラン、オテル・ドゥ・ミクニ。1985年の開店以来、日本のみならず世界中の食通の舌をうならせてきた。
和の技法や調味料、国産の食材を大胆に使うのが三國さんのスタイルだ。料理だけではなく、店の雰囲気や食器、音楽にも徹底的にこだわり抜くという。
しかし、そんな三國さんのお店にはドレスコードがない。その理由とはー。

”世界のミクニ”の原点

1954年、北海道増毛町に7人兄弟の5番目として生まれた三國さん。半農半漁の家は貧しく、両親の手伝いに明け暮れた。その頃に食べた畑や海の旬の恵みが、知らず知らずのうちに素材を見抜く目と舌を鍛えていったのだという。
貧しさゆえに神様を恨んだこともあったという清三少年。忘れることができない、ある切ない思い出があった。

がむしゃらに働いた修行時代

中学を卒業後に札幌で住み込みで働きながら夜間の調理師学校へ通っていた三國さんは、住み込み先で出会ったある料理がきっかけで洋食への道を志すようになる。
札幌グランドホテルで料理人としてのキャリアを積んでいたが、さらに上を目指し、”料理の神様”・村上信夫氏が料理長を務める帝国ホテルの門を叩く。
しかし、待っていたのは2年間の鍋磨き。初めて挫折を経験したというが、村上料理長はそんな三國さんを在スイス日本大使館の料理長に大抜擢する。その意外な理由とは。
そして、フルコースの料理など一度も作ったことのなかった三國さんが就任1週間後に任されたのが、アメリカ大使を招いての重要な晩餐会。このピンチをどう乗り越えたのかー。
大使館退任後も数々の三ツ星シェフのもと、ヨーロッパ各地で修行を積んでいった。
修行先では必ず現地のシェフと同等の給料を要求するのがポリシーだったというが、そこには驚きの“戦略”があった。ヨーロッパでの修行を通して学んだこと、そして三國さんが理想とするフランス料理とは。
波乱万丈の料理人人生に迫る。

新たな”生きがい”「子ども達に食の豊かさを」

2000年から子どもたちに食の豊かさを伝える活動を行っている三國さん。この食育は”新たな生きがい”だという。
番組では小学校での味覚の授業を取材。また、授業で子ども達が食べていた三國さん特製のタルトをMC二人が試食し、味覚をチェック。果たして進藤と鴻上の味覚は大丈夫なのかー。
そして、三國さんが子ども達に伝えたいこととは。

カルチャーランキング

何かに「ハマる」キッカケに出会える場所
HANDS EXPO(ハンズエキスポ)で熱中世代に人気の商品ランキング

東京・数寄屋橋交差点の一角に誕生した「東急プラザ銀座」(2016年3月31日オープン)を、角澤照治アナウンサーがリポート。
ファッション、レストラン、生活雑貨などこだわり抜かれた店舗が125集結しており、日本初上陸、東京初出店のお店も多数楽しめる銀座の“新名所”である。
6階の「キリコラウンジ」という誰でも利用出来るパブリックスペースは、高さ27メートルの解放的な吹き抜け空間となっていて、日本の伝統工芸「江戸切子」をモチーフにしたデザインも魅力的だ。

そして、今回の注目は、7階にオープンした東急ハンズの「HANDS EXPO (ハンズエキスポ)」。
東急ハンズが新たに展開する「HANDS EXPO」では、明日を楽しむきっかけを求める方に、「何かにハマるきっかけに出会える」「物だけでなくヒト・共感をつなぐ」場所として、「和・都・美・知・食」の5つをテーマに様々なショップが集まっている。
今回は、そんなHANDS EXPOで熱中世代に人気の商品ベスト5を紹介する。

三國清三(みくに きよみ)さん

フランス料理「オテル・ドゥ・ミクニ」オーナーシェフ
1954年北海道増毛町生まれ 
1969年札幌グランドホテルで修行、その後帝国ホテルへ。 
1974年在スイス日本大使館の料理長へ。
その後、 三ツ星レストランで就業を重ねる。
1985年東京・四谷に「オテル・ドゥ・ミクニ」をオープン。
2015年フランス料理の魅力を世界中に広めた功績により、日本人料理人として初めてフランスの最高勲章を受章。
他にも、北海道・島根・福井・高知・東京など全国各地の食大使を務める。