熱中世代 大人のランキング

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2015年10月18日

熱中ゲスト

歌手・太田裕美

デビューから41年、数々のヒット曲と〝輝き〟を増す歌声でファンを魅了し続ける歌手、太田裕美さんがゲスト。名曲「木綿のハンカチーフ」の誕生秘話と葛藤、歌い続ける思いなど、大ヒット曲とともに歩んだ日々に迫る。誰もが知る歌に彼女はどう向き合ってきたのか――。
太田さんのフィールドのひとつが、元かぐや姫の伊勢正三さん、元ガロの大野真澄さんという〝フォーク界のレジェンド〟とのユニット「なごみーず」での活動。結成から11年、200回を超えるコンサートを行うなど、オトナたちから絶大な支持を集めるユニットで太田さんが目指すものとは――。

フォークでも歌謡曲でもない〝異色〟の新人

8歳からピアノを始め、音楽学校の声楽科へと進んだ。実は、この時に学んだものが〝太田裕美〟ならではの歌唱へとつながっていくことになる。やがて「ただ大好きな〝ジュリー〟こと沢田研二さんに会いたい」という気持ちで芸能界へ進んだ少女は、フォークソングとアイドルの歌謡曲が人気を分け合っていた時代に、そのどちらでもない異色の新人としてデビューする。

「木綿のハンカチーフ」との出会い

「木綿のハンカチーフ」との出会いは翌年の1975年。アルバム用に作られたこの曲は歌詞が4番まであった。当時のテレビ番組では決してフルコーラスを歌えない長さだ。その歌詞に初めて接したとき、太田さんが感じたこととは――。
番組では太田さん20歳のときの貴重映像を紹介。透き通った歌声を紹介する。

作詞家・松本隆が語った「木綿のハンカチーフ」での〝実験〟

4番まである歌詞、その歌詞が一つの物語となっていることなど、画期的な試みで歌謡界に衝撃を与えた「木綿のハンカチーフ」。作詞をしたのが、伝説的バンド「はっぴいえんど」のメンバーだった松本隆さん。
今回、その松本さんに番組は単独インタビュー。歌謡曲が「嫌い」だったという松本さんが挑んだ新たな試み、「木綿のハンカチーフ」誕生秘話を明かす。

「木綿のハンカチーフ」歌いたくなかった理由

「木綿のハンカチーフ」の大ヒットで一世を風靡した太田さん。しかしその後、この歌を「歌いたくない」とさえ思うようになっていく。一体なぜ――。歌い手だからこそ抱いた〝葛藤〟と、およそ15年を経て〝再会〟した「木綿のハンカチーフ」への思いを語る。

異色のユニット「なごみーず」が大人気のワケ

満員となった会場で3人は歌い始めた――。太田さんが、伊勢正三さん、大野真澄さんとと組んだ〝異色〟のユニット「なごみーず」のコンサートだ。客席が時に涙し、笑い、ともに歌い、総立ちでの拍手が鳴りやまない3人のステージを取材、人気の秘密を探った。
絶妙のハーモニーと爆笑必至のステージトークは必見。そして太田さんが明かした〝楽屋ウラ話〟とは――。

カルチャーランキング

オトナたちが好きな〝1970年代'80年代歌謡曲〟

太田裕美さんがデビューした1970年代、そして80年代と言えば、「歌謡曲」が〝熱かった〟時代。歌番組が多くあり、多くのスターとヒット曲が誕生した。今回は、熱中世代のオトナが選んだ「70年代80年代の歌謡曲」のベスト5をご紹介。
また、都内のライブハウスで人気の「歌謡曲」をテーマにしたライブを取材。そこには、20代の若者の姿も。「歌謡曲」のどんなところに彼らは魅力を感じているのか――。オトナはもちろん若い世代もひきつける名曲の数々をお楽しみに。

太田 裕美さん

「雨だれ」、「木綿のハンカチーフ」、「赤いハイヒール」、「九月の雨」、「さらばシベリア鉄道」などを歌い、現在のJ-POP女性VOCALISTの道を開いた太田裕美。
2014年、敬愛する筒美京平さんのトリビュートカバーフルアルバム『tutumikko』発売。
また、"なごみーず(伊勢正三・太田裕美・大野真澄)"のライブ10周年、200回記念CD『アコースティックナイト3rd』を発売。

★太田裕美オフィシャルホームページ"水彩画の日々"  http://www.sonymusic.co.jp/Music/Info/hiromiohta/