熱中世代 大人のランキング
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2014年5月26日放送
熱中ゲスト
脚本家 内館 牧子
数多くのテレビドラマを手がけてきた脚本家・内館牧子さんがゲスト。多数の著書があることでも知られるが、去年、出版された『カネを積まれても使いたくない日本語』では、〝最近の言葉はあまりにもひどい〟と指摘、新書では異例ともいえる増刷を重ねるなど、大きな話題になった。
内館さんは〝言葉とは時代と共に変化するもの〟だと認識。それでも黙っていられなかったのは、「日本語が好き。日本語が大切」という思いからだ。内館さんは「この本を書くのは、かなりの勇気と度胸がいることだった」という。
内館さんが指摘する〝言葉の乱れ〟。生活の場で、耳にすることが多い・・・身の周りにあふれる〝ヘンな日本語〟、そして思わず口にしているかもしれない〝乱れた言葉〟とは。
あすからすぐに役立つ、美しい言葉使いを探る。
カルチャーランキング
「オトナにも人気!大正大学の〝学食〟」
東京・豊島区にある大正大学。その中に、近隣に住む人たちなどオトナにも人気の〝学食〟がある。
「鴨台食堂(おうだいじきどう)」だ。5号館8階にオープンして1年。プリンスホテルが運営する、その〝学食〟は、安価に本格メニューが味わえるのが魅力。
訪れる人たちの人気は、一体どんなメニューなのか。角澤アナウンサーが「鴨台食堂」を取材。人気メニューをランキング。
また、大学内には、ほかにも〝学食〟がある。「鴨台食堂」とは異なる、学生向けならでは、のメニューとは。熱中世代が学生時代に利用した〝学食〟とはどう変わっているのか。
〝今どき〟の〝学食〟をリポートする。
プレイバック
「内気な少女から・・・内館牧子の原点」
内館さんは秋田市で生まれ、父親の転勤のため、その後、新潟県、東京で育った。
〝恐れることなく発言する〟そんなイメージが強いが、幼少時代は内気だったという。
その内気な性格は、幼稚園を半年で退園させられたほどだ。内館さんは当時のことを「声を出すのが恥ずかしかった」と話す。
だが、小学校入学と同時に、それまでとは一変。あることがきっかけとなり、自信を持つことができたのだという。内館さんを変えたのは一体どんなことだったのか。
学生運動の影響でバリケード封鎖やストライキがあった大学時代。友人ら周りの人たちがザ・ビートルズやザ・ローリングストーンズに夢中になっていたころ、内館さんが好んで聴いていたのは日本の歌謡曲だった。
卒業後は大企業の会社員として13年あまり勤務。日々の仕事を続けるなかで、内館さんが脚本家を目指した理由とは何だったのか。
座右の銘は「人生出たとこ勝負」・・・内館さんの原点に迫る。
ライフスタイル
「好きになって60年・・・内館さんの〝相撲愛〟」
相撲に魅せられたのは4歳のとき。以来、60年以上にわたって相撲を愛し続けてきた。
そもそものきっかけは何だったのか・・・。きっかけとなった幼少時の体験とは。
また、会社員時代は終業のベルとともにオフィスを飛び出し一目散に駆けつけた場所があったという。もちろん「大相撲」を見るのが目的だ。内館さんだけの〝特等席〟、そしてその場所で交わされた会話とは・・・会社員時代の仰天エピソードを聞く。
その内館さんは、2000年、女性として初めて「横綱審議委員会」の委員となる。〝横審〟となった内館さんが、とった意外な行動。そして思わぬアクシデントもあったという。
その内館さんは、現在、東北大学相撲部の総監督もつとめる。〝学生たちとの交流のなかで、内館さんは何を教えているのか。
幼少時から変わらぬ相撲への〝熱い思い〟とは・・・。
内館牧子 さん
脚本家
1948年9月10日 秋田市生まれの東京育ち。
都立田園調布高校~武蔵野美術大学卒、三菱重工業(株)で13年半のOL生活を経て脚本家となる。
2003年4月 東北大学大学院 文学研究科入学。2006年3月 修了。