ボクらの地球
放送内容
カミナリ多発世界一地帯へ
アンデスを越えて究極の絶景を見た!
~奇跡の一瞬の撮影に成功~
地球上で年間14億回も発生する雷。その謎めいた姿から、古くから人々の信仰の対象にもなってきた。日本でも、国宝『風神雷神図屏風(びょうぶ)』に描かれ、浅草寺の「雷門」では「雷神」として祭られている。
そんな雷も千差万別。地上に落ちるものだけではなく、横に走る稲妻や、クモの巣のように空に広がる雷もある。一体、雷はどのように発生するのか、どこで発生するのか、なぜその形をしているのか…科学的な目線も交えながら明らかにする。
また、世界一雷が多発する地帯、ベネズエラのマラカイボ湖にも注目。年間で落雷が起こる日数は260日、1日に4万もの雷が発生したこともあるという。なぜこの湖で雷が多発するのか? 気象予報士の半井小絵(なからい・さえ)さんが湖一帯を巡る。その謎を解き明かすヒントは、湖周囲を取り囲むアンデス山脈にあった。
さらに、マラカイボ湖の雷の中心地で目撃したのは、一晩中続く奇跡の雷。地球の大自然が作り上げた雷の謎に迫る。