ボクらの地球
放送内容
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絶景カンタービレ ~日本の四季が奏でるオーケストラ~
北の大地から南の島まで「日本の絶景」が奏でる音を求め、女優・白石美帆が“音の旅人”として現地に向かう。探すのは、どんな音楽よりも壮大なオーケストラ。
耳をすますと“特別な音=地球の鼓動”が聴こえてくる。
それはまさに、大自然と生き物たちが奏でる交響曲「絶景カンタービレ」だ。待望の春を迎えた北海道では、希少な“氷と風のアンサンブル”。
1年に1週間も聴けないという、然別湖(しかりべつこ)の「キャンドルアイス」に耳を傾ける。
さらに、愛らしいナキウサギや、イルカの大群…ドラマティックに響く生命の歌声に出会う。
そして、日本で最も早く夏が訪れるという西表島(いりおもてじま)へも足を運ぶ。西表島の密林には多種多様な動植物が生息しており、「東洋のガラパゴス」と呼ばれている。
海と陸をつなぎ、生物を支えるマングローブの森で“火の鳥”の愛称を持つアカショウビンや、魚なのに水が苦手で、水辺を飛び跳ねるトントンミー(トビハゼの仲間の愛称)、横ではなく前に進む珍しいカニ、コメツキガニの大群など“密林の昼間と月夜のカルナバル”を楽しむ。
ジャングルは気温40℃、湿度99%。スコールがねっとりとまとわりつく空気の中、半日かかって登りつめる秘境では、三段の滝が重なり合った「ユツンの滝」が見られる。
さらに、この滝の上に登り「滝の上から見る絶景」も堪能!その道中で見つけたのはキノボリトカゲ。生き残ってきた強いオスをアピールすべく「腕立て伏せ」を披露してくれた。
ほかにも、サンゴが堆積して作られているため、地図上に存在しない“幻の島”バラス島にも上陸する。
神秘的な貴重映像と、ダイナミックな音色。
地球の息吹に触れることで浮かびあがってくるのは、
“自然の本質”と、大地が持つ“感動的な生命力”―。