週刊記念日~この日何の日~
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10月25日(日)
11月1日「警備の日」
11月1日は「警備の日」です。制定したのは全国警備業協会。この日は、日本で初めて警備業法という法律ができた日、つまり、警備会社や警備の仕事が法律で定められ、社会に認められた日と考えることができます。1972年のことです。現在の日本では、およそ9000社の警備会社と、およそ53万人の警備員が活動しています。そもそも、最初に警備会社ができたのは1962年、日本警備保障株式会社(現セコム)だと言われています。しかし、日本は水と安全はタダという意識が強かったため、あまり知られなかったようです。そんな警備会社が社会に広く知られるようになったのは、1964年、東京オリンピックで、選手村の警備が話題になったからでした。それから50年あまり。2020年には再び東京オリンピックが開かれます。現在では、防犯カメラやセキュリティシステムなど、機械化が進み、ロボットやドローンなども導入されています。記念日を制定した全国警備業協会の青山会長は「警備業は目立たない、いわば裏方の存在ですが、2020年の東京オリンピックを控え、安全・安心社会の確立により貢献していきたい」とおっしゃっていました。