週刊記念日～この日何の日～

2月6日「海苔の日」

２月６日は海苔の日。制定したのは、全国の漁協などが参加する全国海苔貝類漁業協同組合連合会です。番組では、海苔の老舗、山本海苔店の副社長に、海苔の日への思いや海苔の豆知識について伺いました。まず、どうして２月６日が海苔の日なのか？実は、２月６日は、飛鳥時代の法律「大宝律令」が施行された日なのです。その大宝律令の中で、海苔は、朝廷への貢ぎ物として認められいたことが記されています。つまり、海苔は日本古来の食べもので、貴重なものだったことが分かります。その歴史を多くの人に知ってもらうために、１９６６年、海苔の日が制定されました。さて、そんな海苔には、他の食材にはなかなか見られない珍しい特徴があります。例えば、食べものを巻ける食材であること。また、ビタミンやミネラルといった現代人に不足しがちな栄養素や、昆布や鰹節に含まれる味の成分などが、豊富に含まれていること。つまり、色々な食材にちょっと巻いて食べるだけで、いわば天然のサプリメント、天然の調味料としての役割を果たすのだそうです。また、意外にどんな食材にもあうのだとか。高級品、贈答品といったイメージも強い海苔ですが、「もっと気軽に使って欲しい」食材でもあるのです。