週刊記念日～この日何の日～

10月8日「入れ歯感謝デー」

１０月８日は、入れ歯感謝デー。理由は簡単で覚えやすく、数字の「１、０、８」で「入れ歯」です。この記念日を作ったのは、日本歯科技工士会。歯科技工士とは、歯医者から発注を受けて、義歯や、歯の治療に使われる詰め物などの材料を加工する職業のこと。いわば裏方的な存在です。この人たちがいるからこそ、虫歯になっても、本物の歯と同じように、歯を治せるのです。 さて、この記念日。入れ歯に感謝する日ということですが、入れ歯のどんな事に感謝すればいいのでしょう？もちろん、入れ歯のおかげでモノが食べられること、ですが、それだけではないそうです。 入れ歯を使ったことで、モノを噛むこと以外にも、唇の周りの皮膚にハリを与える、顔の筋肉を活発にする、発音をしやすくする、など、様々な効果があったという声が上がっているそうです。歯科技工士によると、入れ歯も進化し、その種類も様々で、歯の材料、歯茎の材料、入れ歯の作り方、などの組み合わせで、何百通りもの入れ歯ができ、費用もさまざまです。この記念日には、歯の健康が、暮らし、心の健康にもつながろこと、そしてこれからの時代、使う人が自分に最適な入れ歯を手に入れるために若いうちから入れ歯の知識を持って欲しい、という、歯科技工士の思いがこめられています。