ザ・インタビュー ~トップランナーの肖像~
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6月14日(土)ゲスト:石破茂
政界屈指の外交・安全保障の論客、自由民主党幹事長・石破茂。
大学卒業後は、銀行マンとして働いていたが、鳥取県知事や参議院議員を務めた父の死をきっかけに、一転、国政に挑戦。当時最年少の29歳で初当選を果たした。その独特の語り口で原理、原則を訴え、一方で〝鉄道ファン〟など様々な顔を持つキャラクターも話題となっている。
先の自由民主党総裁選挙では、安倍晋三総理大臣よりも獲得した地方票は多く、今、総理大臣に最も近い男と言われている。
石破の名を世に知らしめたのは、小泉政権時代に就任した防衛庁長官。有事法制の制定や、自衛隊のイラク派遣などを巡り、たびたびメディアに登場したその姿。
そして今、国民の最大の関心事となっている「集団的自衛権」。
先月、安倍総理が会見を開き、その意義を説明したが、反発は強く残っている。幹事長として、そして軍事のスペシャリストとして石破の本音とは…。
過去に、政治改革を訴え自民党を離党した経験がある石破。その禍根は党内で未だに残っていると言われている。あの離党劇が石破に何を残したのか…。
そして最後にズバリ聞きたい、〝石破総理大臣〟誕生の可能性について。
インタビューの舞台は、慶應大学の学生時代から仲間と将来の夢を語り合っていた馴染みの居酒屋。この番組だからこそ語られる、人間・石破茂の裸の履歴書…。
インタビュアーは、ジャーナリストの末延吉正。長年永田町を見続けてきた男が、「集団的自衛権」の行く末、そして政治家石破茂の本音に独自の視点で迫る。
6月15日(日)ゲスト:野沢雅子
アニメ「ゲゲゲの鬼太郎」の鬼太郎役、「怪物くん」の怪物太郎役など、国民的アニメの主役を数々と演じてきた声優・野沢雅子。
2歳から始めた映画の子役時代を含めると、芸能生活75年目を迎える。
長女が野沢の大ファンだという野際陽子。自身も以前から会ってみたかったと、
今回のインタビューが実現した。
舞台は、アニメ「銀河鉄道999」や「ドラゴンボール」など数々の名作の録音が行われたスタジオ。
映画女優だった伯母の影響と、両親が好きだった歌舞伎に感化され、子役としてデビューした野沢。その後、声優としての才能を見いだされ、洋画の吹き替えやアニメの仕事が増えていった。
当時「声優」と呼ばれる事が嫌いだった野沢だが、「ゲゲゲの鬼太郎」で初めて主役を演じ、そのキャラクターが皆に愛された事から、声優という仕事に誇りをもったという。
現在も「ドラゴンボール」の孫悟空というキャラクターを27年間演じ続けている野沢と、同世代の女優・野際が熱い演技論を交わす。
野沢はキャラクターにどんな考えを持って命を吹き込むのか?
「いなかっぺ大将」の風大左衛門や「あらいぐまラスカル」のラスカルなど、懐かしいキャラクターの声が再現される。