ザ・インタビュー ~トップランナーの肖像~

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4月12日(土)ゲスト:市川海老蔵

これからの歌舞伎界を背負って立つ、十一代目・市川海老蔵。 古典だけでなく、津軽三味線や能楽との共演など新しい挑戦を続けている。

良くも悪くも浮世離れした海老蔵の生き方…。スキャンダラスな話題も多いが、 その荒々しい魅力に引き込まれる人々も多い。 これまで海老蔵の取材を重ねてきた今回のインタビュアー、月刊ゲーテ編集長・舘野晴彦は、最近の海老蔵の〝変化〟に注目する。

今年から始める、大気汚染を軽減するための植樹活動はその一つ。「いい人になろうと思っているわけではない」と語る海老蔵の本心に、舘野が迫る。 そして、海老蔵のブログ。破天荒なイメージの強い彼だったが、妻や子への思いを綴った穏やかな記述が、人気を博している。

「結婚」「謹慎」そして「父の死」…。 果たして、市川海老蔵の何が変わったのか? 今だからこそ話せる、裸の履歴書に迫る。

4月13日(日)ゲスト:山田太一

何も無い、白紙から情景を作り出し、人物に生命を吹き込む…。 テレビドラマ史に残る数々の名作を生み出してきた脚本家・山田太一。 第一線で活躍すること実に半世紀。稀代の脚本家は流れ行く時代の中で、どのようにして作品を生み出してきたのか…?

インタビュー場所は、山田が暮らす町にある、珈琲のおいしい喫茶店。落ち着いた場所でインタビューに臨むのは、映画監督・ヤン・ヨンヒ。

撮影日まで山田と面識が無かったヤン・ヨンヒは、山田のことを自分の「恩師」と位置付けていた。作り手側の立場で感じる疑問は尽きることなく、インタビュー収録中、溢れ出る思いを次々と山田にぶつけるヤン・ヨンヒ。山田はそんなヤンの問いかけに、柔らかな表情と言葉で返していく…。まるで教え子を諭すように。

まもなく80歳を迎える今なお最前線で活躍を続ける男の知られざる素顔とは? 映画からテレビへ移り行く時代、脚本家として駆け出しの山田は、どのようにして作品を作り上げてきたのか? いつもそこにあるような風景でありながら、人間の芯を映し出すような、山田独自のフィクションの世界…。その発想はどこから生まれるのか…?

80歳を迎える今年、ますます精力的に活動を続ける山田太一。 そのすべてが明らかになる。