ザ・インタビュー ~トップランナーの肖像~

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3月15日(土)ゲスト:是枝裕和

昨年のカンヌ国際映画祭で審査員賞獲得の快挙を成し遂げた「そして父になる」。監督・是枝裕和の人を惹き付ける演出の秘密に、編集者・石原正康が迫る。

主演の福山雅治が新境地を開いたことでも話題になった「そして父になる」。世界で絶賛されただけでなく、文芸系の作品としては異例のヒットとなった。なぜ、この作品がここまで人を惹き付けるのか?是枝監督の作品作りに対する執念、また、作品を完成へと導く生みの苦しみとは?

役者を活かすその独自の演出法は、どこから編み出されたのか?そして〝あの名シーン〟にしかけられた演出のテクニック。最新作「そして父になる」を見ながら監督自らがその秘密を明かす。

是枝監督が映画で伝えたいものとは?そして、世界で評価される意味とは? 世界の舞台で活躍する是枝監督だからこそ言える、その実態と将来の展望について、自身も表現の世界で活躍する編集者・石原が鋭く切り込む。

3月16日(日)ゲスト:森下洋子

60年以上踊り続けている、バレリーナ森下洋子。 実は、バレエを始めたきっかけは、体が弱く体力をつけるのが目的だった。しかし、すぐにその魅力にひかれ、小学校6年生のころにはバレエの稽古のために一人で広島から上京。 母親は「あの娘はバレエにあげてしまった。バレエの事はよくわからないから、お金は出すけど、口は出さない」と言って支えてくれた。

26歳のころ、ブルガリアのヴァルナで行われた、世界バレエ・コンクールに出場し、金賞を受賞。それをきっかけに活躍の舞台を世界へと移して行く。 27歳の時には松山バレエ団の樹子先生のご子息、清水哲太郎さんと結婚。 バレエを中心とした知られざる結婚生活とは?

20世紀を代表する偉大なダンサー、マーゴ・フォンテーンとルドルフ・ヌレエフ。森下さんはマーゴ・フォンテーンからはバレリーナとして様々なことを教わったという。またマーゴからもらった思い出の品は今でも大切に保管してある。また、ルドルフ・ヌレエフからは何度もパートナーに指名され共演した。 偉大な二人のダンサーの秘話を語る。 現在も1日6時間に及ぶ稽古に励む森下。 65歳のプリマバレリーナの素顔に、作家、吉永みち子が迫る。