ザ・インタビュー ~トップランナーの肖像~
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12月21日(土)ゲスト:JUJU
音楽シーンに彗星のごとく現れ、トップシンガーとして燦然と輝くJUJU。しかし、その経歴は謎に包まれている。生年月日も出身地も非公開。 なぜ歌手を目指し、なぜ切ない恋心を歌うのか?その背景にあるものは何か? 春風亭小朝がJUJUの人生に鋭く切れ込み、秘密のベールに包まれた人間像を浮き彫りにする。
二人姉妹で、何でも出来る姉と比べられて育ったJUJU。ひとつでも姉に勝るものがないか…。そして出会ったのが歌だった。歌うことで自分の存在を主張するしかなかった幼少期があったのだ。
18歳で、歌手を夢見てあてもなく単身ニューヨークへ。幾度となく挫折を味わい、これで最後と決めた曲、「奇跡を望むなら…」がUSENで火が着きロングヒット。 第二の故郷ニューヨークでJUJUは何を手に入れたのか?
シルキーな声に乗せて恋心を表現するJUJU。その歌声にファンの多くは自分の恋心を重ね合わせる。そんなJUJUは、どんな恋愛遍歴を重ねてきたのか?
そしてインタビューの数日前、小朝がJUJUにある提案を持ちかける。それは、「JUJUの10の作文」というもの。その意外な回答に誰も知らないJUJUの本音が見えてくる。
12月22日(日)ゲスト:なかにし礼
時代の"声"に耳をかたむけ、言葉にならない、人びとの気分や感情を紡ぎ、昭和歌謡のヒットメーカーとして数々の作詞を手掛けてきた作家、なかにし礼。旧満州で生まれ、終戦後、死と隣り合わせの逃避行を続け、命からがら日本に戻ってきた経験が、作詞家としての礎を作ったという。
そもそもなぜ作詞家の道に進んだのか?そこには昭和のビックスターとの偶然の出会いがあった。 ヒットの法則から名曲誕生の舞台裏、そしてビックスターとの秘話まで、これまで語られることのなかった胸の内を明かす。
そして今年11月、第一線を退いていたなかにしが作詞した、新曲「リメンバー」を日本記者クラブで発表。歌でしか伝えらなかったメッセージとは…。 なかにし礼の信念に迫る。
インタビュアーは、「AERA」編集長代理の浜田敬子。幼い頃からなかにしの曲と親しんできた一ファンとして、そしてなかにしと同じく「言葉」を扱う記者として浜田ならではの切り口で迫る。