ザ・インタビュー ~トップランナーの肖像~

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12月14日(土)ゲスト:中島香里

素肌美研究家・中島香里。化粧品の通販番組に出演し、1時間に1億円以上を売り上げる女性。人呼んで「通販番組の女王」。 お嬢様育ちの専業主婦だった中島。通販業界に関わるようになったきっかけは、化粧品会社を営む夫の会社が倒産危機に陥ったこと。自らがモデルとなり、全国を回って宣伝。5年間にも及ぶ全国行脚の末、会社は徐々に業績を回復する。そして、ついに通販番組に進出するまでになったのだ。 そんな苦難の道のりを歩んできた彼女を支えていたのは、亡くなった母の姿。大正生まれの母の、強い心を見習い邁進してきたのだという。 彼女が語った印象的な言葉。それは「世の中の半分は敵」。いったい、どんな意味を持つのか? さらに、通販番組に出演する時に、彼女が心がけているテクニックとは? 40代の女性向けの月刊誌「DRESS」編集長、山本由樹が、「通販番組の女王」の本音に迫る!

12月15日(日)ゲスト:蜷川幸雄

今では「世界のNINAGAWA」として知られる演出家・蜷川幸雄さん。78歳。シェイクスピア演劇に日本人の感覚を取り入れた、革新的な演出技法を確立するなど、演劇界の第一線を走り続けている。その独特の演出技法に魅了されて蜷川演出の舞台に出たいという若者は後を絶たない。そして、彼の舞台もチケットが獲れないほど盛況だ。

彼の演劇が観客を惹きつける理由の一つは、蜷川幸雄の、人との距離の取り方にあるようだ。蜷川幸雄の舞台に出演する若手俳優たちは、口をそろえて「気づかなかった自分に気が付く」「心がえぐられるようだ」と、その魅力を語る。

蜷川幸雄は、どのような思いで俳優と接し、俳優のどのような部分を引き出そうとしているのか?蜷川幸雄が発掘した俳優、藤原竜也、蜷川舞台の常連・宮沢りえのエピソードも交えながら、その極意を語る。

そして、蜷川幸雄の舞台演出に大きく影響したのは家族。 売れない時代に主夫として家庭を切り盛りし、子育てをしていたという蜷川幸雄。その経験を通して "男と女の違い""人とどうしたら分かり合えるのか"を深く考えるようになったという。 2児の母でもある小島慶子が、自身の経験も踏まえて切り込んだ時、そこに、蜷川幸雄自身も気が付かなかった「裸の履歴書」が見えてくる。