昭和偉人伝

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三船敏郎

「世界のミフネ」「世界のサムライ」と呼ばれた日本の俳優・三船敏郎。
今年6月ハリウッド商工会議所は、ハリウッドの殿堂入りをする人物の一人として、三船敏郎の名を発表した。来年、ハリウッド大通りの歩道「ハリウッド・ウォーク・オブ・フェーム」に、その名を刻んだ星型のプレートが埋め込まれる事となった。俳優・三船敏郎の海外での功績は、日本の映画界にあって群を抜いている。「羅生門」でベネチア国際映画祭金獅子賞、「七人の侍」でベネチア国際映画祭銀獅子賞、「宮本武蔵」でアメリカ・アカデミー賞外国語映画賞、「蜘蛛巣城」でリスボン国際映画祭特別賞、「用心棒」と「赤ひげ」で二度に渡るベネチア国際映画祭主演男優賞。その他にも、海外、国内と受賞歴は数多く、三船が「世界のサムライ」と呼ばれる所以である。海外で、これほどの高い評価を得たのは、今も、三船敏郎ただ一人である。
世界が認めた俳優・三船敏郎。写真館の長男として生まれ育った三船は、当初カメラマン志望であったが、なぜ俳優の道へ歩むことになったのか?黒澤明監督との作品は、どうやって作られたのか?あの、世界を魅了したダイナミックな殺陣と、サムライとしての風格はどのようにして生まれたのか? 
今回、共演した俳優や関係スッタフよるインタビューでは、豪快で繊細な性格を物語る数々のエピソードを紹介する。また、秘蔵のプライベート写真や三船の台本、そして実筆ノート、三船の愛車など数々の貴重な資料と共に、三船敏郎の知られざる素顔と、どのような人物だったのか?その魅力に迫る2時間スペシャルである。