SUZUKI presents「極上空間」小さなクルマ、大きな未来。

今回のゲストは…ジャズシンガーの綾戸智恵さんとロックミュージシャンでタレントのダイアモンド☆ユカイさん。お会いするのは、なんと２回目！でも、何となく「親戚みたいな気分」と声を揃え、息ぴったりのドライブとなりました。
向かったのは、ユカイさんリクエストの「南極・北極科学館」。東京で"神秘のオーロラ"を堪能し…さらに、デビュー前から歌っていたという綾戸さん思い出のレストランで、驚きのジャズとロックのセッションが実現しました♪

４０歳でジャズシンガーとしてデビューし、今年１５周年を迎えた綾戸さんは１７歳の時に単身渡米。「それは全てジャズのためと思われているけど、ただアメリカが好きだった」と話します。しかも、住んだのは当時ニューヨークでも危険な街と言われた〈ブロンクス〉。様々な危険な体験をしながら過ごした日々からナンパで始まったゴルペルとの出会いまでを語り尽くしました！そんな綾戸さんの「若い子に言いたいのは、目的とか成功する事には拘らず、色んな事に興味を持ちまくる方が、面白い結果が色々あると思う」という言葉は説得力がありました。 そして、〈ダイヤモンド☆ユカイ〉という芸名に…「本名とは言わんやろ？本名だったら、親を恨みまんがな（笑）」と綾戸節も飛び出し、「本名が豊で、〈ユカイ〉というあだ名がついていた。デビューするときにバンドをやっている奴は、日本人でもジョーとかジョニーとか付ける。それで、なんで俺だけユカイなんだ？と思って「ダイヤモンド」をつければ、ちょっと舶来一姓に見えるかなと思って」と話すユカイさんに、「あたしも〈サファイヤ・智恵〉とか付けたらよかったわ。」と、漫才の様な掛け合いが（笑）。さらにユカイさんからは、故・尾崎豊さんとのエピソードが…。デビュー当時、「（同じ事務所の後輩だった）尾崎に対してある意味で馬鹿にしていた。ちょっとフォークみたいだなって…」しかし、「尾崎のツアーを見に行って、エネルギーが炸裂している…みんなが尾崎をカリスマ的に見たのは、これなのかって初めてわかった。」と、今は亡き尾崎さんへの想いも語りました。さらに！今となっては３児の父となったユカイさんですが、「４７歳で初めて子どもを授かった。」奥様の付き添いで検査に行き、自分が無精子症と発覚。「原因は俺だったんだって、落ち込んだ」とか。しかし、「１００人に１人が無精子症だけど、体外受精で子どもを授かる事が出来るということがわかり挑戦。２度失敗し、３度目に授かり、嬉しかった。」と不妊治療の裏側も語ってくれました。また、３３歳の時、当時アメリカ人男性と結婚していた綾戸さんですが「（夫の）暴力があった。自分を守るために、妊娠４か月で離婚を決めていた」そう。しかし、「子どもが欲しくて、生みたくて…子どもには父親を奪ってしまう代わりに"アメリカ"と"日本"の国籍を与えたかったから、息子が産まれるまで頑張った。」など、当時の〈離婚逃亡劇〉のお話も飛び出します！「人生が一番クリエイティブかもしれない」と、波乱に富んだ半生を語り合ったお二人でした！