にほん風景物語
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司馬遼太郎「街道をゆく」 沖縄 石垣島・竹富島 福島 白河・会津
沖縄県 石垣島・竹富島 ~古代の日本を求めて~
司馬遼太郎は、1974年4月に沖縄本島から八重山諸島の石垣島、竹富島、与那国島を旅しました。
八重山諸島は、石垣島をはじめ、有人島としては日本最南端の波照間島や最西端の与那国島、竹富島、西表島などと、多くの無人島からなり、島々は珊瑚礁に囲まれ亜熱帯特有の美しい自然が今も残ります。
八重山諸島の玄関口、石垣島の市場やかつて武家屋敷、七色に輝く美しい川平湾、
そして、赤瓦の屋根に白砂の道が美しい竹富島では、日本最南端の寺院や司馬遼太郎が宿泊した旅館、さらに沖縄本島や八重山諸島の心の拠り所・御嶽などを訪ね、司馬遼太郎が想いを馳せた古代の日本を探ります。
司馬遼太郎の足跡をたずねて ~街道をゆく 白河・会津のみち~
「会津藩について書きたい。なにから書きはじめていいかわからないほどに、
この藩についての思いが、私の中で濃い」(街道をゆく 白河・会津のみち)
これらの作品で会津と会津藩の歴史を偏らない史観から語ることで、会津人はどれだけ慰められたことでしょう。
番組は、「街道をゆく」を辿りながら司馬遼太郎がどんな思いで旅をしたか?を
再確認する旅です。
奥州三古跡の一つ「白河の関」、「白河基督正教会」、会津城下と下野の国を結ぶ宿場町「大内宿」、東北では年代が分かる最古の寺院「恵日寺」、「会津松平家の墓所」、
そして難攻不落の名城とうたわれた「鶴ヶ城」、その鶴ヶ城の落城の姿を見て19人の少年が自刃した「飯盛山」など歴史上の財産を紹介します。