にほん風景遺産

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安芸の宮島 日本三景 神の宿る島

日本三景の一つ、安芸の宮島。太古の昔から神の島と崇められてきた特別な場所です。
今回、風景案内人の加藤千洋さんは春と初夏の宮島を訪れます。

平家との深い繋がりを持つ厳島神社は、平清盛が安芸守に任じられて以来、平家一門の繁栄の象徴として崇められていました。平家滅亡後も時の権力者たちから絶大な崇敬を受け、現在も瀬戸内海の大社であり続けています。世界遺産であり国宝である厳島神社は海上神殿です。加藤さんは本殿を参詣しつつ、社殿を維持する苦労話を伺います。干潮時には歩いて海中に立つ朱塗りの大鳥居に向かい、独特の構造や歴史に触れます。

広島県を代表する桜の名所でもある宮島、春には1600本もの桜が彩る美しい風景が広がります。
また、宮島は加藤さんが記者として第一歩を印した思い出深い初任地です。
5月、かつて記事にした場所を40年ぶりに再訪します。終戦後の食糧難の時代に厳島神社と山で隔てられた反対側に位置する大砂利地区に入植した開拓農家を訪問し、入植した時の苦労話を伺います。また瀬戸内海に接する宮島は、豊かな海の恩恵を受けています。5月から12月まで穴子の筒漁。漁に立ち会い獲れたての穴子に舌鼓を打ちます。旅の最後には100年を超える歴史を刻む老舗旅館「岩惣」を訪ねます。

神の島・宮島。悠久の歴史が織り成す荘厳な風景と今も神と寄り添う暮らしを続けている島の人々の知られざる物語を紹介します。

宮島遊覧観光

TEL:0829-78-1419

杓子の家

TEL:0829-44-0084

岩惣

TEL:0829-44-2233

宮島観光協会

TEL:0819-44-2011