20年ほど前、経営不振のさなかにあったロータスは、画期的なアルミシャシーの軽量スポーツカー開発に成功した。当時、新世代のブガッティを復活させたイタリアのロマーノ・アルティオーリという実業家が、ロータスに手を差しのべての結果だった。そのエリーゼはポルシェやBMW、あるいはルノーなどのライバルと比べても明らかに“別格”。はるかに軽い車種がそう感じさせてくれたのだ。エリーゼの基本設計は、20年後のいまも変わっていないのだから驚くほかはない。なお番組の最後にはロータスの“恩人”アルティオーリ氏の姿も確認できるのでお見逃しなく。
登場車種:ロータス エリーゼ