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ストーリー

2/19(金)の放送
#1212 「日本の新しいセダン」

SUZUKI Kizashi

スズキというメーカーは、規模は決して大きくないのに、やることは大きい。 数年前にこれからはケイよりも小型車に重点を移すと言って新型スイフトをヒットさせ、今度はこの普通車・キザシを誕生させた。 思えばスズキは、かつてインドへの進出も一番乗りだったし、今度のフォルクスワーゲンとの提携もすごい。 マークXより少しだけコンパクトで、スズキは凝ったメカニズムよりも使い慣れたものを煮詰める方を選んだのだ。

NISSAN Fuga 250GT

そしてこちらは、マークXと時を同じくして2代目となったフーガ。 もちろんフーガは本来クラウンの直接的なライバルであるわけだが、迷わず今回の特集に組み入れることにした。 ホイールベースは不変だが、トレッドやボディサイズはハッキリと大きくなっている。 見た目の印象もかなり変化しており、それだけ中身の進化にも期待してよさそうだ。 心残りなのは、ライバルとして定評のあるクラウンを用意できなかったことだ。

TOYOTA Sai & LEXUS HS250h

さて後半は、2台の新しいハイブリッド。 プリウスよりもずっと高級で、価格帯もマークXとクラウンに重なるトヨタ・サイと、さらなる高級車、レクサスHS250Hである。 サイのボディはプリウスよりひとまわり大きく、室内デザインも目新しいが、燃費は4割落ち程度だそうだ。 一方、レクサスHSは、サイよりもほんのひと皮大きいボディ。 エンジンとモーターは同じもの。 従って、両者の違いはもっぱらボディ仕立てということになる。