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ストーリー

2/12(金)の放送
#1211 「新型ポロと4台のライバル」

VW Polo 1.4 comfortline

ポロという小型車の歴史はもう35年。初代のポロは実はアウディ50という小型車の姉妹車なのであった。5代目となる今度のポロは画期的である。もはやゴルフの下のクラスとは呼べないほど充実している。ボディは日本の5ナンバー枠。エンジンは1.4、そして、ミッションは7段のDSG。クルマ全体に上質な感じがただよう。今年はさらにエコな1.2の新エンジンも加わるようだが、新型ポロの展開には目が離せそうにない。

PEUGET 207 Style 1.4

先ごろのマイナーチェンジと共に導入されたスタイル1.6も200万円を切っているが、この1.4はさらに10万円も安い。ポロよりもひとまわり大きなボディは3ナンバーサイズ。ミッションはスタイル1.6とは違って、5段のいわゆるセミオートマ。一方、屋根全体が大きく開くオープンのフィアット500は、50台限定のラウンジSS仕様。サンルーフのように少しだけあけることもできる。驚くほど立派な本革シートまで付いているのだ。

SUZUKI Splash

さて、今度は日本車。と言っても、このスズキ・スプラッシュというクルマはスイフトがベースながら、実際にはヨーロッパのハンガリーで開発され、生産もマジャール・スズキで行われている輸入車。ゴルフに対するゴルフ・プラスのようなもの。基本的には背が高いスイフトと思っていい。もう1台の日本車はフィット。どんな用途にも向く実用車の性格の中に、このクラスの限界を超えたように感じさせる何かを持ち合わせている。