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ストーリー

1/8(金)の放送
#1206 「3台のルノーとアバルト」」

RENAULT Twingo Renault Sport

ルノーが作るスポーツモデルには明らかにドイツや日本のライバルたちとは異なる味わい、ある種のやさしさを感じるが、このクルマに限っては「ちょっと違う」ということだろう。日本向けにはよりハードなシャシーカップが選ばれていて、サーキット走行をも想定したものだ。エンジンは1.6の134馬力で、ミッションは5段マニュアル、タイヤは17インチ、ブレーキは格段に強化されている。本当にホットなクルマらしいのだ。

RENAULT Lutecia Renault Sport

このルーテシアはいわばノーマルのRS。長年にわたって我々が親しんできたサンク・アルピーヌ以来のやさしさをも兼ね備えたスポーツモデルである。トゥインゴに比べると、ふたまわりも大きく、車重も120キロほど重いのだが、走りの能力に不足はない。ノンターボなのにこの2リッターエンジンはリッターあたり100馬力以上のパワーを発揮し、ミッションは6段マニュアル、強化されたブレーキ。ぬかりはないのである。

RENAULT Kangoo

カングーと言うクルマは、ヨーロッパで大人気の実用車であっただけでなく、実は日本国内におけるルノー各車の中でも人気ナンバーワンのクルマであった。いかにも商用車然としたそのカタチの中に、フランス車本来の魅力を知る人々は「これぞフランス車」と他のクルマには目もくれなかったのである。さらにアバルトはまだ到着したばかりの特別仕立て=チンクェチェント・エッセエッセ。どれも強烈な個性の持ち主ばかり。