カーグラフィックTV

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ストーリー

10/2(金)の放送
25周年エピソード(1)

FERRARI TESTAROSSA発表会(1984)

カーグラフィックTVは今年でもう25周年。1984年10月5日、テレビ朝日の深夜番組としてスタート。放送開始の頃は常にゴタゴタの連続だった。テレビ番組を知らない雑誌スタッフと、逆にクルマのことは知らないテレビスタッフとの共同作業だから当たり前と言えば当たり前の話。こちらは番組スタート当初取材したフランスでのフェラーリ・テスタロッサの発表会。なぜかステージに田辺さんはじめスタッフが上ったという。

おなじみ松任谷正隆氏の登場(1985)

F1とラリーの反響も大きかったが、矢田部のテストコースや山道でのテスト風景もこの番組の売りだった。雑誌を知らぬ人もクルマが主役の番組に新鮮なものを感じてくれた。おなじみの松任谷さんが登場するようになったのは、最初の1年が過ぎた後、1985年10月の第51回からだった。それまではこの番組を厳しい批判の目で見ていた人だから、この抜擢には大いに戸惑ったハズ。それからもう24年もたってしまったのだ。

フェラーリ250GTO(1987取材)

カーグラフィックTVという番組が本当にそれらしくなった、あるいはひとつのスタイルを持つに至ったと言われる転機は3年目を迎える86年10月、第99回からのことだ。新しいプロダクションとのコラボによって、以後20年以上にわたる「本当にクルマが好きな人のための番組」に生まれ変わったのである。こちらは、イタリア・シシリー島のタルガ・フローリオを走るニーノ・ヴァッカレーラのフェラーリ250GTO(1964)である。