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ストーリー

8/28(金)の放送
人気の小型車4台

MAZDA Axela

メインテーマはマツダ一流のスポーツ性を損なわずにエコを両立させることのようだ。ボディはセダンも、このスポーツと呼ばれるハッチバックの方もそれぞれ10センチ前後長くなっているが、注目すべきは2.0直噴エンジンのアイドリングストップ。それは、エンジンの再スタートをエンジン本体が自ら行う画期的なもので、その際、セルモーターは補助として仂くだけらしいのだ。これでモード燃費は15パーセントも向上するそうだから、うれしくなってしまう。

TOYOTA Wish

6年前、当時の人気モデル、ホンダ・ストリームに狙いを定めて誕生した初代ウィッシュは累計55万台以上もの販売を達成。この2代目、フロントがわずかに長くなっただけで、基本は5ナンバーサイズをまもっていることに感心してしまうが、いちばんの注目はやはりエコ志向。いよいよトヨタはこの売れ筋のクルマの全モデル、2.0と1.8の両方に新しいバルブマチックエンジンと、7段モード付きのCTVを揃えてくれたのだ。これは見逃せない。

NISSAN Tiida & VOLVO C30

今回、このクルマを用意した理由は、ニッサン独自の興味深いエコ対策にある。ニッサンは本格的な電気自動車を開発中だが、それとは別に一連の1.5クラス小型車にはCTVとオルターネーター双方の制御による賢い燃費向上策を施したのだ。最後の1台はボルボ。コンパクトな3つのモデルに一斉にエコ志向のグレードを揃えた。2.0Eと名付けられたこのシリーズは3車に共通の4気筒2.0エンジンに待望のツインクラッチ式6段オートマを組み合わせたものである。