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ストーリー

8/14(金)の放送
半世紀前の超小型車たち・後編

Zündapp Janus

これは1956年の前後完全対象形をした『ツンダップ ヤヌス』。2ストローク250ccシングルをミッドシップマウントする背中合わせに座る4シーターというユニークな設計。航空機メーカーのドルニエが設計したプロトタイプ『デルタ』のライセンスを買って、バイクの名門であるツンダップが量産化した、ツンダップ唯一の4輪車。メーカーによると7000台を販売したそうだが、本当はそんなに売れなかった様だ。

Messerschmitt

イベント参加車の中でも、BMWイセッタに次いで目立ったのがメッサーシュミット。これはお馴染みの3輪モデルではなく4輪モデル、1960年の『メッサーシュミット TG 500』である。エンジンは2ストローク2気筒500cc 19.5馬力、車重は390キロというから、これはもうスポーツカーと言ってもいいだろう。相当速いらしい。。

Peel Trident

一昔前に考えられた月探検カー…ではなくこれもれっきとした自動車、1958年に作られた『ピール トライデント』。この小さなクルマのイベント参加者が通称『卵』と呼ぶ程の小ささだ。このメーカーはこれよりもっと小さなクルマを作った事もあるらしく、この相当変わったメーカーはイギリスのマン島が本拠地だったらしい