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ストーリー

6/26(金)の放送
シロッコとゴルフ

VW Scirocco TSI

なつかしいシロッコの名前が帰ってきた。かつて、フォルクスワーゲンがあの偉大なるビートルの後継車としてゴルフを誕生させようとしていたとき、その先駆けとしてデビューさせたのが、スポーティーなシロッコだった。それは時の流れとともにフェードアウトする運命をたどったのだが、ついに今回、絶賛の6代目ゴルフ誕生に先駆けて復活。見るからに意欲的なこの新しいシロッコにはきっと何かがありそうである。

VW Scirocco 2.0TSI

そしてこちらは、同じシロッコでも、まだゴルフシックスには用意されていない2リッターの高性能モデル。この2.0TSIはスーパーチャージャーを使わずにターボだけで200馬力ものハイパワーを実現するもので、いずれは新型ゴルフGTIにも採用されるハズだが、ゴルフファイブ用から進化したものである。18インチタイヤが標準装備され、アクティブダンパーが備わる。シートも電動式の革張りでしかもシートヒーター付き。

ABARTH Grande Punto

さて、イタリア本国だけでなく、日本でもアバルトという名の本格的な復活が話題になっていて、チンクェチェントのアバルト登場とともにこのグランデプントにも熱い視線が向けられている。グランデプントは2005年秋にデビューしたゴルフよりはひとまわり小さいクルマでゴルフ本来のライバルであるハズのブラーボの方は日本に輸入されていない。フィアットには日本では知られていないクルマがたくさんあるのだ。