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ストーリー

5/8(金)の放送
スイフトFN

フォーミュラニッポン

日本の極めて高度なフォーミュラカー=フォーミュラニッポンがまた一歩F1に近づいた。かつてのF3000から、1999年にフォーミュラニッポンとして生まれ変わったこのレース、今年からはスイフト製シャシーと3.4の新エンジンで戦う。海外のGP2や新しいF2と共に「F1の一歩手前のレース」としてまた新たな展開を見せることになったのだ。ツインリンクもてぎのテストデイ。カーグラフィックの塚原も乗れることになったのだ。

スイフトエンジニアリング

シャシーはイギリスの名門ローラから、アメリカのスイフトエンジニアリング製に変わった。ホイールベースはF1よりは短めの3メートルで、幅はぐっと広くなってもうF1並。強大なダウンフォースを生み出すベンチュリー構造。1万300回転リミットのパワーは600馬力以上。エンジンはこのトヨタとホンダのみだが、この先ニッサン製も登場するのだろうか。ドライバーの体重込みで670キロのこのマシン、F1とはどう違うのか。

富士スピードウェイ

そして4月5日、新時代のフォーミュラニッポンは富士スピードウェイで幕をあけた。新しいエンジンとオーバーテイクシステムは思惑どおりレースを白熱させてくれるのだろうか。ポールポジションの平手はスタートをミスり、代わって予選2番手の伊沢がトップに立った。そして3番手スタートのトレルイエが2位につける。終盤の42周目、トップ5までの順位に決着がついた。2006年のチャンピオン・トレルイエは見事に復活した。