カーグラフィックTV
ストーリー
3/20(金)の放送
フェアレディZ vsケイマン/TT
NISSAN FAIRLADY Z Version ST新型Zの第一印象は何と言ってもスポーツカーらしい「ある種のスゴ味」が加わったことだろう。全体のフォルムはさほど変わっていないのに、まさに凝縮されたようなカタマリ感が強く感じられるのだ。テールゲートもアルミとなったコンパクトなボディは、100キロ以上も軽くなっているという。それに対してエンジンは強力な3.7の新型だし、6段マニュアルのミッションにはシフトダウンの際に瞬時に回転を上げて合わせてくれる。 | |
Porsche Cayman Sオプションを含めて軽く900万円を突破するケイマンS。先ごろの911に続いて間もなく新型が日本上陸を果たすハズなのだが、このテスト車は従来型。それでも敢えて今回連れ出したのは、このクルマが単なるボクスターのクーペバージョンなどではなく、むしろ911の伝統を色濃く受継ぐ極めて完成度の高い実力派であるからだ。たとえ最新型ではなくとも、新型Zのライバルとして、不足などあろうハズもないのである。 |
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AUDI TTSなにしろ新型Zの3.7エンジンは軽く300馬力を突破しているから、ケイマンも3.4のSで対応、そしてこのアウディも2.0ながら驚くほどパワフルなTTSでなければ。それにしても近頃のアウディのターボエンジンは鋭くパワフルである。S3よりもさらに強力なこのTTSの場合、4WDのクワトロでもZよりさらに軽いから、ライバルとして全く不足などない。本物のスポーツカーの領域に踏み込んだシリーズ最強の1台に違いない。 |