カーグラフィックTV

ストーリー

8/8（金）の放送
ポール･フレール追悼スペシャル　Part2

ジャック・セトン私邸とPEUGEOT 205 T16

パリから西に20km北にあるジャック・セトンさんの私邸を訪れた。250エーカーと言うから実に30万坪以上。表通りの鉄の門をくぐって1キロ以上もポルシェ924Sを進ませるとようやくシャトーが見えてきた。かつてはルイ13世の別荘だった。プジョー205をはじめスポーツカー60台にヘリコプター、他にご自分のサーキットをお持ちなのだ。

FERRARI 288 GTO

あのFフォーティー以前の究極のフェラーリ288GTO。すでにフィオラーノでこのクルマをテストしたことのあるPF先生は、パワーに対してブレーキがちょっと心許ないとおっしゃっていたことがあるが、雨上がりでブレーキにはむしろ好都合かもしれない。我々スタッフを横に乗せての先生のドライビングには、また一段と光るものがあるのだ。

MAZDA 787B

2000年秋の広島はマツダのテストコース。このときすでに83歳のご高齢になられていたはずのPF先生は、91年あのルマンに勝利したルマンの歴史唯一のロータリーエンジン車である787Bに乗るべく、相棒の写真家ジョン・ラムさんと共にいらしていたのだ。カーグラフィックの塚原と田辺もその相伴。こんなチャンスは一生に一度のことだ。