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ストーリー

5/16(金)の放送
最新のロータス一気乗り

LOTUS ELISE SC

このクルマの登場は意外だった。トヨタの高性能エンジンモデルのRとベーシックモデルのSの2つだけで充分と考えられるからだ。しかし、ロータスのエンジニアはやってしまった。かさばるインタークーラーは使わずに、スーパーチャージャーの効果を存分に生かせる方法を編み出したらしいのだ。少々高回転型にはなっているようだが、その実力はパワーもトルクの方もエキシージSにほとんどひけをとらないようなのだ。

LOTUS EXIGE S PP

こちらはポールポジョンの意味からPPと名前を付けられた。エキシージSを上回る243馬力。スーパーチャージャーの過給圧は同じ0.5バールながら、全域にわたりパワーアップ、トルクとクラッチ系も強化、ブレーキにも専用のパッドが与えられ、安心して速く走るための備えは万全の対策が施されている。大きなインタークーラーのせいでルームミラーの後方視界は絶望的だが、走る喜びの大きさは格別のハズである。

LOTUS EUROPA 225 & 2-ELEBEN

ヨーロッパ225はグランツーリズモ仕立て。単にパワーアップされただけでなく、ロータスという名前が意味するものをより明確に表現してくれるらしい。そして真打ちは2イレブン。ヘッドライトやウインカーも備えたこのロードバージョンの方は正式にナンバーが取得できる成り立ちなのである。そうは言っても、ドアはなく、幌はおろかフロントウィンドーやエアコンもない。これは別次元のすばらしいものと断定しているようである。