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ストーリー

3/18(火)の放送
大馬力競技雪用車体験

CITROEN Xantia 4x4 TURBO

フランスラリークロスにおける4年連続タイトルホルダー、Jean-Luc Paillerの最新兵器である。巨大なフロントスポイラーとブリスターフェエンダー、そそり立つリアウイング、思いっきり武装されたボディは、これがあのエレガントなエグザンティアかと目を疑うほど。ハイドロニューマティック独特のスペアーの存在でシトロエンとわかるエンジンルーム。このモンスター、600馬力に対して車重は1030キロしかない。

SUZUKI ESCUDO (PIKES PEAK仕様)

ロケットのようなマシンは、このスズキ・エスクードのパイクスピーク専用のウェポン。ミドシップに積まれたツインターボV6は2リッターながら600馬力以上。そして車重は先ほどのシトロエンより200キロ近くも軽い。こんなバケモノ、本当に運転できるのだろうか。アルミとカーボンで補強したシャシーにカーボンケブラー製のカウルのこのクルマの車重は800kgそこそこ、パワーウエイトレシオ1.3kgのモンスターである。

1996 PIKES PEAK

ロッキー山脈のコロラドスプリングスにそびえるパイクスピークは標高4301m。その山道を舞台に毎年7月4日のアメリカ独立記念日には伝統のヒルクライムが行われる。 1916年にはじめられたレース・トゥ・ザ・クラウドこと世界一スリリングなレース。田嶋選手のスズキは89年からチャレンジを開始。7年目の95年に総合優勝。96年パイクスピークエスクードは2リッターV6をツインターボ。600馬力以上を発生する。