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ストーリー

1/22(火)の放送
ルマン・クラシック Part 2

Porsche 356A 1500 GS-GT ('57)

前回は第2次大戦までのうんと古いクルマしかご覧頂けなかったが、今回はぐっと身近なそれでいて写真でしか見たことのないマシンを含めて、戦後、1979年までの憧れのクルマがいっぱい。クラス2の16台の中には、カーグラフィックの新井と手を組む森田先生のポルシェ356Aの姿もあって、今回は規定周回数13ラップには僅かながら届かず残念ながら他の3台と共に完走とはならなかった。

Shelby Cobra ('65)

それにしても、シェルビー・コブラの速さ、豪快さは圧倒的である。なんと8周目にはすべてのクルマをラップしてしまったのだが、エンジンの小さなアルピーヌとパワフルなリスタージャガーとの2位争いは大いなる見ものだった。そして、もっとスペクタクルだったのがポルシェ904。かつて、日本のレースの黎明期にひとつの伝説を生んだこの4気筒ポルシェは見事なショーを演じつつ、コース上の4位につける速さを証明した。

Lola T70 MKIII B ('69)

予選で特に速かったのは、フランスからやって来たローラT286と中野信治選手のローラT70の2台だったが、中野選手はウエット路面の中、スリックタイヤのまま行くことを決めた。そして、決勝も早かったのもこの2台だが、規定により勝者となったのは、クラス3がそのローラT70.そしてクラス4はポルシェ・カレラRS2.7とやはり土曜日の結果に準ずるものとなった。それにしても、実に見応えのあるレースだった。