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ストーリー

1/29(火)の放送
アプピーヌA210

ALPINE A106 Mille Miglia

今回は良き時代のアプピーヌのお話。当時の若きエンスージャスト、ジャン・レデルがルノー4CVをベースとするスペシャルを端に発する。彼の作品は50年代から70年代にモータースポーツシーンで大活躍し、ル・マン勝負記録を席巻したのであった。52年のル・マンを完走し、55年のミレミリア750ccクラスで優勝したルノー4CVに勇気付けられたレデルは1955年、最初の市販型スポーツカーA106ミレミリアを発表した。

ALPINE A110

そして、1963年、アルピーヌはルノーR8の登場にともないA110へと発展。シャシー、フレーム、サスペンションにも大きな変更を受ける。A110は66年からゴルビーニチューンパワーユニットを積むようになる。ノーマルの95馬力、130sでは133馬力、160sでは136馬力という高出力を発生した。底々の車重にハイパワー、しかも空力的ボディのA110はラリーフィールドで大活躍した。

ALPINE A210

先ごろフジスピードウェイで行われたルマンクラシックには1台のM63が登場したが、今回の主役はそのM63の後継の1台、1966年製のA210である。この貴重なクルマは15年前、スーパーCGの手によって、谷田部での性能計測に加えて風洞実験まで実施されたのであった。A210は、ロータス23の影響を受け、110と同じバックボーンフレームを持つM63のエンジンを強化。さらにギアボックスがポルシェ製になっている。